大分レガシーと日程がかぶってしまい悩んだものの、MF北九州がスタンだし少しは真面目にスタンに取り組もうというのと、貴重なPTQが今後も続くように協力を……ということで、今回はPTQへ参加。

【準備段階】
当初は黒単信心を使おうと思っていたのですが、如何せん勝てない。
前回の宮崎のPTQでジャンドサクリファイスが優勝したこともあり、組んでみたいけれど普段緑なんて使わないのでパーツが無い。
何か、組めそうでそれなりには戦える黒の入ったデッキはないものか。
――辿り着いたのはラクドスサクリファイス。
ジャンドのようなアドバンテージの取り方は出来ないものの十分な戦闘力を持ったデッキで、アリーナで組んで回した時にも赤単、青白コントロールという環境のデッキに対して互角以上に戦えました。
金曜日に塾長先生の使用する赤単・エスパーコントロールと対戦した時にも勝利を収め、「大分の環境では赤単が多い」との言葉も頂き準備は万全です。

気がかりだったのは、アリーナでのランク帯が低い所為なのか黒単のころには何度かあたった”ティムール再生”、”ジャンドサクリファイス”、”スゥルタイランプ”と結局一度も対戦できなかったこと。


【当日】

1R:BGアドベンチャー(クギさん) 〇×- 
確かに会場には赤単が多かったんですが、どういう訳かいきなり地雷を踏みぬきまして。デッキ云々というか、プレイ速度的な意味で。
1G:《波乱の悪魔》というキーカードは適宜除去られてしまうも、猫、かまど、その他のビートで勝ち。
2G:《魔術遠眼鏡》に釜を止められ、サイドインしたカードを一切引かずに割ることができずに負け。
――この時点で残り時間がなぜか既に10分少々とのこと。
3G:序盤から猫、かまど、どぶ骨セットで攻めてライフを詰める。手札には《エンバレスの盾割り》もあり安心していたところで、アラームの音。
「あぁ、これでエクストラターンか」
と、双方認識して追加5ターン。盾割りまでも展開してライフ1まで減らすも、《影槍》と《探索する獣》で回復されてしまい、決着つかず。
…………と、思いきやゲームを畳んで結果報告をすると、なんとアラームが「10分前」を告げるものだったことが判明。
既にゲームを畳んでしまっているので引き分けのまま。
この失態が実に大きな影響を及ぼすことに…………。

2R:ティムール再生 ××
はい、懸念材料だったティムール再生です。
1G:どぶ骨でちょこちょこと殴ってはいたのですが、早々に《荒野の再生》が並び、大量マナから《発破》連打。10点以上の火力が2発飛んでくれば人は死にます。
2G:猫とかまど2つが揃うも、気持ちよく猫をかまどに出し入れしていたら、赤のインスタント追放火力が飛んできて追放される。せめてリストくらい見ておくんだった……。20点あったライフも再び《発破》で溶かされて負け。

3R:ジャンドサクリファイス(ハマダさん) 〇××
1G:ハマダさんの引きが弱いところに付け込んで、猫、かまどをグルグル。《真夜中の死神》でハンドアドを稼いで勝ち。
2G:お互いに猫で1点のライフを失っては得るの繰り返しでロングゲームに。ハンデスで落とさなかった《パンくずの道標》にガリガリアドを稼がれ、アド差で負け。
3G:お互いに猫とかまどを並べるゲーム。ただ違うのは、お相手の場に《波乱の悪魔》が2体も並んでいること。ガチョウを経由しての2ターン目悪魔に成すすべもなくやられて負け。

4R:青白コントロール ×〇〇
1G:《忘れられた神々の僧侶》が場にも手札にも無い状況で《夢さらい》が着地。ライフを詰めれる状況でもなかったので早々に投了。
2G:序盤から《夢を引き裂く者、アショク》で墓地を丁寧に対処されてしまうも《波乱の悪魔》火力とビートでライフを詰め切って勝ち。
3G:《忘れられた神々の僧侶》が場に定着し、お相手が単体除去を引かない。《メレティス誕生》で出したトークンは《初子さらい》で奪われて場に残らない、という状況で《夢さらい》を出すに出せない状況に。その間に猫や骨が殴って勝ち。

5R:ジャンドサクリファイス ××
1G:下位卓だし赤単に負けたコントロールが多いだろう、と土地5に《どぶ骨》という手札をキープしたら困ったことに。さらに《フェイに呪われた王、コルヴォルド》まで着地。メインにあいつを対処できるカードは基本無いので投了。
2G:コルヴォルドの1体目は《害悪の掌握》できっちり除去し、お互いに猫の出し入れでライフの変動が激しい展開に。その間に2体目が着地してしまい12点パンチを受けて負け。

6R:スゥルタイ脱出 〇×〇
BigRedの服を着ていたのでおそらく宮崎の方。
1G:どぶ骨、死神、ランクルの単なる黒単ビートの動きで詰め切って勝ち。
2G:脱出しなくても6/6という驚異のサイズを誇る《鎖を解かれしもの、ポルクラノス》を前にもじもじしながら猫とかまどでお茶を濁すも、かまどは《打ち壊すブロントドン》で壊されてしまう。《自然の怒りのタイタン、ウーロ》を《初子さらい》でパクッて攻めるなど善戦するも、再度並ぶウーロたちを前に負け。
3G:最後の最後でドブン。1ターン目に猫、2ターン目にかまど、3ターン目に波乱の悪魔という超理想的なムーブで一気に相手のライフを溶かし、ランクル、悪魔、《悲哀の徘徊者》というパワー3のメンバーで殴り勝ち。


2勝3敗1分。

いや、その前に事前準備は前振りか何かですか?
上位卓は赤単が多勢でしたから読みとしては間違っていなかったはずなんですが……。
見事に苦手なところを引き当てていくスタイル♪
――嬉しくないやい。

最初の地雷が全ての元凶だったかなぁ。
比較的得意な赤単が多かったのに、そこに食い込めなかったのが惜しまれます。

シナジーデッキなので引きの噛み合いに左右される点はありますが、ラクドスサクリファイス自体は良いデッキだと思いました。
ジャンドの方が安定はするんでしょうけどねぇ。
ガチョウとコルヴォルドを買うかなぁ。

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